収穫祭初日!
『すみませーん!中牧の山村留学生ですけれど、20日に収穫祭バザーをするので来てください!送迎バスも出ます!』学園生が1枚1枚色鉛筆で色付けした収穫祭バザーのチラシを、1軒1軒回りながら配布していった。合計540軒!紅葉に染まる山間の集落を、吐く息も白く駆け足で回っていく。地域の方々も子どもの来訪を温かく迎えて下さり、柿やリンゴ、おやつをお土産に持たせて下さる。入園してから収穫祭に向けて動いてきた学園生。自分たちの成長した姿を表現して、お世話になった方々に感謝の気持ちを伝える収穫祭。夏休みから『収穫祭まであと何日!!』という日めくりカレンダーが、収穫祭実行委員会の手でセンター内に下げられ、いよいよ当日を迎えました。
収穫祭初日は午前中に『開祭宣言』『聖山の神様に感謝する会』、学園生が育てた野菜を使っての『親子料理』をしました。親子料理ではお客様をもてなす折詰弁当を110個分作るので、親子で協力して料理に取りかかりました。
収穫発表会では農事暦の発表、個人体験の発表。創作民話劇の発表を行い、農事暦では4月の農作業に始まった田や畑の農事を発表し、個人体験では1人1人が課題を持って取り組んだ、個性豊かな体験を発表しました。民話劇では学園生の迫真の演技に涙する方も多く、上演後は盛大な拍手を頂いてました。発表会の後は直会で、学園生の太鼓や踊り、保護者の皆さんの出し物を楽しみながら、親子料理で作ったご馳走を皆で食べました。来賓の皆さんも『素晴らしい収穫祭でした!』と子どもたちにお声掛けをして下さり、皆嬉しそうでした。
今回の収穫祭も大勢の修園生、修園生保護者、ボランティアの皆さんが全国からお手伝いに来てくださり、学園生の個人体験の発表や全ての作業にお手伝い頂き、とても助かりました。本当にありがとうございます。