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ジャガイモの世話


学園では自分たちの口に入るものは、なるべく自分たちで育てよう。安全なものを身体に入れようということで、米や麦、大豆、多様な野菜を作っています。これは地産地消はもとより『自産自消』の生活をする事が、山里の自然に寄り添った、循環型の生活に近づく体験ができるからです。そしてその体験を深めるものに『世話』という活動がキーワードになってきます。

 よく体験教育プログラムに『ジャガイモを植えました』→『ジャガイモを掘りました』→『ジャガイモを料理して食べました』という活動を目にします。その体験だけでも有意義なものには違いありませんが、ジャガイモを口に運ぶまでには、土作りや、除草、芽掻き、土寄せ、追肥、花摘みなどの膨大な『世話』が作業の主体になるのです。そしてそれは毎日の天候や気温等の自然を読みときながら進めていく作業になり、そこに体験の深まりがあると私たち指導者は考えています。

 学園では毎日の生活の中で、指導者が判断しながら子どもたちに負担にならない程度に、この体験の深まりを追求した生活を常に展開しています。

 今日は学校が終わってから、みんなで先日植えたジャガイモ畑に出かけて、草取り、追肥、芽掻き、1回目の土寄せの作業を行いました。その中で男爵、メークイン、キタアカリの品種による芽の出方の違い、アブラムシとテントウ虫と蟻の共生関係、雑草の生命力など、今回の作業でも、労働体験と共に、子どもたちに降り注ぐ情報は無限にありました。  普段の生活の中で、この様な体験活動を織り込めるところに、山村留学の本質があると考えています。


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