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収穫祭初日!!


「これから第22期生の収穫祭の開祭を宣言します!」遠くに雪化粧をしたアルプスを望むセンターの田で、学園生、保護者・ボランティア・修園生の皆さんが集い、H子の宣言で収穫祭が始まりました。今日まで力を合わせて準備を進めてきた収穫祭、保護者の皆さんも同様に準備を進めてきて下さり、収穫祭に向けての皆の期待が伝わってくるような始まりの会でした。引き続き、4月から手作業で進めてきた田で、自分たちの心の収穫と作物の収穫を、聖山の自然の神様に感謝する会を行いました。先月稲刈りが終わった田は、切藁がきれいに敷かれ、無事に収穫が済み、青空の下で農事の終わりを告げている様でした。凛とし厳かな雰囲気の中で、学園生代表のM子が、入園してからの心の成長を綴った祝詞の作文を読み、感謝の気持ちを述べました。

そして引き続き、センターに戻り家族ごとに「親子料理」の活動を行いました。これは午後の収穫発表会にお越しになるお客様に感謝の気持ちとして、子どもたちが春から収穫したものを使って親子で料理をして折詰を作ります。食数は120食にもなるので結構大変です。それでも皆で心を込めて素晴らしい折詰を完成させました。

親子料理が無事終了し、午後からは収穫発表会です。学園生が4月から取り組んできた田畑・林業の作業をスライドを使って発表しました。あらためて農作業をふり返ると、様々な作業を体験してきていて、お客様も「ここまでやるだかい」と驚かれていました。そしてその後は1人1人が取り組んだ個人体験の発表です。発表は学校の先生や保護者の皆さんを巻き込んだ楽しい発表で、それぞれが取り組み、体験の幅を広げ深めた発表に感心されていました。

個人体験発表の後は、学園生が9月から取り組んできた創作民話劇『命の堰』の発表です。約1時間強の劇はセリフも長く、舞台回しも多いので練習が大変でしたが、自己表現を楽しみながら役に入り込み、観ていた方々も涙しながらご覧頂きました。子どもたちも劇が終わった後は、演じ切った様子でとても達成感のある表情をしていました。

劇の発表の後は全員で太鼓を打ち鳴らし、収穫発表会が終わりました。ご来賓の方々の感想も『感動した!』『素晴らしい発表だった!』とお言葉を頂き、子どもたちもとても喜んでいました。そしてその後は直会(なおらい)です。午前中に親子で作った折詰や、保護者会の皆さんが手によりをかけて準備して下さったお料理が並び、各農家ごとに座って懇親を深めました。子どもたちはこの時も太鼓や踊りを披露し、大きな拍手を頂いていました。そして途中には保護者の出し物で、学園生の出身県の代表的な歌をスライド共に歌うもので、保護者会の楽しい雰囲気が伝わってくる素晴らしいものでした。その後は全国からこの収穫祭のために集まってくれた、ボランティアや修園生・保護者の皆さんの慰労会を兼ねた二次会で、修園生たちが世代を超えて発表する太鼓や踊りをみて大盛り上がりでした!さぁ明日はバザーです!


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