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  • 執筆者の写真T.A

1人キャンプ復活!!

ここ10年程、熊の目撃情報がでるようになって中止してきた1人キャンプ。それまでは聖山の奥に出かけていって活動フィールドにしていました。今回は学園生からどうしても1人キャンプをしたいというリクエストがあり、センター周辺の山林で安全に配慮しながら、継続園生で希望者を募り実施をしました。  装備はブルーシート3畳1枚、5mの紐、飯盒、マッチ10本、新聞紙1枚、水2L、緊急用ホイッスル、火をつけなければ食べられない食糧3食分、以上をリュックに詰めて、1人ずつ配置をしていきました。ルールは15歩圏内で生活をすることや、排せつの対応、獣害の避け方等をレクチャーしてあります。1人ずつ配置の際は、どの子も不安そうな表情で1人残されていきますが、配置時間(時計がないので日時計を作る子がいるため)、24時間内の天候(この日は雷・夕立の予報)を伝えて指導者はその場を離れます。天気予報通り16時過ぎからは、かなり強い雨と雷が鳴る状況になりました。  今までのキャンプワークで教わってきた、衣食住の確保、ロープワーク、安全管理などの体験と知恵を駆使しての24時間。子どもたちはぞれぞれ、なかみの濃い時間を過ごしたようでした。途中夜中に1人『動物の気配がして怖い』ということで、残念ながらリタイヤをしましたが、翌日14時までには全員無事センターに戻ってくることができました。

『火がつけられなかった』『森の音、動物の気配、すべてがこわかった』『もっとこうしておけばよかったということが多すぎる』など、体験の深さ拡がりを物語る言葉が多く聞かれました。指導者が迎えに行った時の、達成感と悔しさを感じている何とも言えない表情が印象的でした。周りから見ていた1年目の子どもたちも『ぜひやってみたい!』とまた一つの目標ができたようでした。来年も必ず実施します。










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